【烏骨鶏の有精卵を孵化させたい方へ】準備するものと孵化条件、自己流の注意事項

この記事では
- 孵化率を上げるために何に注意すればいい?
- 有精卵を孵化させるための必要な道具は?
- 孵卵器の温度は何度に設定すればいい?
という方に向けて、
実際に烏骨鶏の有精卵を孵化させてみた経験から、自己流の方法と注意事項
を紹介します。
これから孵化に挑戦する方は、ぜひ参考にしてください。
自己流の注意事項7つ

私が実際にやってみて感じた注意点は次の7つです。
- 孵卵器は有精卵より先に購入しておく
- 有精卵が届いてもすぐにセットしない
- 孵卵器の設定温度は37.6℃
- 検卵はしない・なるべく触らない
- 21日間待っている間に孵化後の準備をする
- 21日目は徹夜で見守る
- 停電に備えてポータブル電源を用意しておく
それぞれ紹介します。
①孵卵器を有精卵より先に購入しておく
有精卵と孵卵器を同時にポチった私がバカでした。
先に有精卵が届いてしまい、かなり焦りました。
必ず
孵卵器 → 有精卵の順番で購入しましょう。
有精卵の購入時期は
4月〜6月ごろがおすすめです。
野鳥が子育てをする季節と同じで、気温的にも育てやすい時期です。
また、孵化は約21日後なので、その日程も考えて計画しておくと安心です。
②有精卵が届いてもすぐにセットしない
有精卵は生き物です。
配送中のトラックの揺れで、卵はかなりダメージを受けている可能性があります。
そのため、半日ほど休ませてから孵卵器にセットします。
保管場所は
・10〜20℃
・冷暗所
が理想です。
例えば
・屋外物置
・床下収納
などが向いています。
※冷蔵庫は温度が低すぎるのでおすすめしません。
ただし、真夏で適切な場所がない場合は、すぐに孵卵器に入れることもあります。
③孵卵器の設定温度は37.6°
「温度を低くするとメス率が上がる」という情報を見て、
初めて孵化に挑戦したとき、6個の卵を37.0℃で試しました。
結果は
・22日目 → 1羽孵化
・23日目 → 2羽孵化
ただし2羽はペローシス(足の病気)になりました。
最初に孵った1羽はオスでした。
この経験から思うのは、
まずはオスメスよりも「健康に生まれること」が大事。
現在は37.6℃設定にしています。
私の孵卵器は
・設定温度より上がらない
・最大で-2℃ほど下がる
という特徴があるので
平均37.5℃になるイメージで37.6℃にしています。
④検卵はしない、触らない
基本的に温めている間は触らないほうがいいと思っています。
検卵をすると
・温度変化
・卵を動かす
・光を当てる
など、意外と負荷がかかります。
もし検卵をしたことで
中止卵(成長が止まる卵)になってしまったら元も子もありません。
仮に無精卵だと早く分かったとしても、そこまで大きなメリットはありません。
素人は検卵せず、静かに見守る。
これが一番安全だと思っています。
⑤21日間待っているときに孵化後の準備をしておく
孵化はゴールではありません。
むしろ、孵化してからが本番です。
特に最初の1〜2か月の飼育はかなり大変。
そのため
・ヒナ用ケージ
・ヒナ用のエサ
・保温環境
などを孵化前に必ず準備しておきましょう。
孵化したらすぐ移せるようにしておくと安心です。
※詳しい育て方はこちらの記事で紹介しています。
(孵化後の育て方)
⑥21日目は徹夜で見守る
私は21日目は徹夜で見守るようにしています。
孵化したヒナはすぐにケージへ移します。
理由は、他の卵の邪魔になる可能性があるからです。
ヒナは夜中に孵化することもあります。
そのため孵化予定日が土日になるように計画するのもおすすめです。
⑦もしも停電したときに備え、ポーダブル電源を用意しておく
実際に停電で孵卵器が止まった経験はありません。
なので、優先度はそこまで高くありません。
ただ、もしもの備えとしてポータブル電源があると安心です。
準備するもの3つ

孵化に必要なものはシンプルです。
有精卵
孵化させるには有精卵である必要があります。
現在はネットでも購入できます。
孵卵器
自動転卵機能付きのものを選びましょう。
手動だと、かなり大変です。
湿度計
孵化には湿度管理がとても重要です。
孵卵器とは別に湿度計を用意しておくと安心です。
孵化までの基本条件

孵化の基本条件は次の通りです。
温度
37.5℃前後(一定を保つ)
湿度
前半:50〜55%
後半:60〜70%
孵化日数
平均20〜21日(烏骨鶏)
転卵
1日3〜5回
※孵化2~3日前には転卵を止めます。
正解は1つじゃない

烏骨鶏の孵化には
「完全なマニュアル」というものはありません。
烏骨鶏を飼っている人は、
それぞれ自己流のやり方を持っていると思います。
情報もいろいろありますが、
・試してみる楽しさ
・うまくいったときの嬉しさ
があります。
正直、手間はかかります。
でも、予想以上に楽しい体験です。
