
この記事では
烏骨鶏を飼ってみたいけど、イメージがわかない
飼育するには何が大変なんだろう
という人のために
卵の孵化から1年間育ててみて分かったこと5つ
を紹介します。
烏骨鶏の卵はおいしくて栄養もあります。
飼ってみたい人は参考にしてください。
烏骨鶏の飼育1年目で分かったこと5つ

1年飼育してみて、分かったこと5つです。
- 住宅街でオスを飼うことは不可能
- 自分でさばく覚悟をもっておく
- 孵化して1か月間は病気に注意
- 環境を整えることが大変で飼育は簡単
- 性格が臆病すぎる生き物でとてもかわいい
1つずつ紹介します。
①住宅街で烏骨鶏のオスを飼うことは不可能

鳴き声が他の品種に比べておとなしい、という理由で選んだ烏骨鶏。
フツーにうるさいです。
特に朝の4時や5時、まだ皆さんが寝ている時間帯に「コケコッコー」と大声で鳴きます。
その声は住宅街に響き渡り、苦情がくるレベルです。
半径100mくらいは余裕で届くイメージです。
「おとなしい」とされる烏骨鶏でも、住宅街でオスを飼うのは難しいと実感しました。

オスが鳴き始めるのは生後約80日目からです。
さらに、オスが複数いる場合、2匹目以降の鳴き始めは遅くなる傾向があります。
これは鶏の縦社会の影響だそうで、僕の場合、一匹目が約80日目で鳴き始め、2匹目は110日目くらいでした。
メスかと思っていた烏骨鶏が鳴き始めたのでビックリしました。
性別の見分け方は鳴くまでは非常に難しいと感じました。
有精卵を購入するにも費用がかかるため、オスを一緒に飼いたいという思いもありましたが、住宅街では断念しました。
これから烏骨鶏を飼うことを検討している方には、住宅街でオスを飼うのは事実上不可能だとお伝えしておきます。
②自分でさばく覚悟をもっておく

オスの飼育は不可能ということで、最終的には自分でさばくという決断をしました。
と殺場に持ち込む方法もありますが、費用がかかったり施設が遠方だったりします。
自分が育ててきた烏骨鶏を自らの手で絞めて解体。
並大抵の覚悟ではできない作業になります。
やっぱりやめよう。どうにか育てられないかな。と何度も考えましたが、
近所迷惑を考えると、覚悟を決めるしかありません。
きちんと向き合い、と殺して食べるところまで行いました。
命を大切に扱いたいという思いから、もっと上手にさばいてあげたいと感じました。
いつも食べている鶏肉は、誰かがと殺してさばいているから食べられるんだと実感しました。
鶏肉を食べて、子どもが「おいしい」と言ったとき、その言葉が人間がと殺を行う理由の本質を表しているように思いました。
と殺に対する考え方は人それぞれですが、飼育をする方は命を大切にした飼い方はもちろん、さばく覚悟をもっておくことが必要だと感じました。
③生まれて1か月間くらいは注意

amazonで有精卵を6コ購入して、孵卵器で温めました。
孵化できたのは4羽で、1羽は生まれてすぐ死んでしまい、
2羽はペローシスという病気になってしまいました。
ペローシスとは、鳥類の脚が自然に開脚してしまう病気で、正式には「開張肢」と呼ばれます。栄養不足や遺伝などが原因と考えられています。

一度ペローシスになるとなかなか治りません。
エサを食べたり水を飲んだりが自分でできなくなります。
数時間おきに介護をしなくちゃいけません。
自分の睡眠時間も削りながら、ミミズやミルワームをちぎってあげたり、スポイトで豆乳ハチミツをあげたり、必死に行いました。
スポンジで足の矯正も行いました。

いろいろな鳥用サプリメントも試しましたが、死んでしまいました。
ペローシス発症から2週間後でした。
結局、元気に育ったのは1羽だけとなりました。

もう一回6コの卵を孵化させることに挑戦しました。
孵化できたのは5羽で、そのまま5羽元気に育てることができました。
変えたことは、飲み水にネクトンSを入れたことです。
最初の1か月は病気にかかりやすいので、注意しましょう。
ネクトンSがおすすめです。

④環境を整えるのが大変で、飼育は簡単

やることは、基本エサやりと水替えだけです。
飼育は簡単。
犬のように毎日の散歩もありません。
しかし、環境を整えるまでが大変ということになります。
孵化させるまでは孵卵器が必要です。
孵化してからはゲージや電球、水入れ、もみがらなど買うものがいっぱいあります。
成長してからは鶏小屋も必要になります。
僕の家では庭に2畳くらいの小屋を建てて育てています。

自力で建てましたが1か月くらいかかりました。
エサも水も自動で補充する仕様ですので、何もしなくても2か月くらいは平気で生きると思います。
飼育自体は簡単ですが、烏骨鶏が元気に暮らせる環境づくりに気を遣わなければなりません。
⑤性格が臆病すぎる生き物でとてもかわいい

まさかここまで臆病だとは・・・
何に対してもビビッています。
特に音には敏感です。
そのビビリなところが自分に似ていることもあり、かわいい。
つついて攻撃してくることも全くない。
ビビリや臆病者のことを「チキン」と言われる訳がわかりました。
自分が外に出ると寄ってきてくれたり、子どもとよく遊んだりして懐いたりもします。
手もかからないし、かわいがることだけでもいいくらいなのに、卵まで産んでくれる。
最高の生き物だと感じています。
小さいころ犬を飼っていましたが、なぜ鶏にしなかったんだろう。
もっと早く育ててみればよかったと思いました。
まとめ、環境を整えることが大切で、命を扱う覚悟をもっておく

烏骨鶏を1年間育ててみて強く思ったことを簡単にまとめてみました。
たまごを目的に始めてみましたが、孵化に感動したり、成長の速さに驚いたり、育てること自体が楽しくなりました。
子ども達もいつも楽しそうに遊んでくれています。
新鮮なたまごを生んでくれることに感謝しながら、
これからも烏骨鶏を大切に飼育していきたいと思います。
庭がある家にに住んでいる方はぜひ育ててみませんか?
きっと素敵なたまご生活が待っていると思います。