
この記事では
- 2段になかなか上がれない
- 昇段せず、実力が停滞している
という人のために
将棋ウォーズで2段に昇格できたシュフナルが
初段を抜け出すために大切なたった1つのこと
を紹介します。
将棋アプリの対局中毒から抜け出す

たった1つの大切なこと、それは「対局中毒から抜け出す」ということです。
将棋ウォーズや将棋クエストなどで手軽に対人戦ができる環境が整ったことで、多くの人が対局の楽しさに夢中になっています。
そして、知らずのうちに「対局ばかり」の日々を送ってしまいます。
いわば対局中毒、あるいは将棋依存症とも言える状態です。
特に短時間の切れ負け対局は、濃密な時間と勝敗の興奮を味わうことができ、さらに中毒性を高めます。
切れ負け将棋の「相手の時間を切らしにいく」という戦い方にハマった時期もありました。
アドレナリンが分泌されるような感覚で脳が興奮状態に陥り、徹夜で対局を続けてしまい気づけば朝になっていた、という経験をお持ちの方も多いはずです。

結果、ただひたすら漠然と対局だけを続けてしまいます。
負けたら、勝つまでやりたい。勝ったら、連勝できるかも。と永遠と対局してしまう。。
このようにただ対局を続けるだけでは、実力は伸び悩み、滞ってしまいます。
楽しむだけであれば問題はありませんが、もし「強くなりたい」と願うのであれば、この対局中毒から抜け出すことが重要です。
実際、僕自身も10年以上初段で停滞していました。
しかし、対局中毒から抜け出すことを意識した結果、2段に昇格することができました。
この対局中毒から抜け出すことが、上達の近道と言っても過言ではありません。
言われなくても分かっとるわ、と思った人へ

「言われなくても、分かっとるわ」という声が聞こえてきそうです。
1級や初段レベルである程度将棋が指せる方であれば、当然そのようなことは理解しているでしょう。
分かってても対局をしてしまう。楽しいほうへ、ラクなほうへ流れてしまうが人間です。
こういう方には対局の回数を徐々に減らしていくことをおすすめします。
将棋に対して、対局が10割を占めていたところを、
- 対局前に詰将棋を1問する
- お気に入りの将棋YouTubeを見る
といった具合に対局以外の活動に時間を充てるように工夫してみてはいかがでしょうか。
個人差がありますので、「対局中毒からどうすれば抜け出せるか」を一度じっくり考えてみることも良いですね。
思い切ってアプリを消すという強引な方法も上達することを考えれば効果があるかもしれません。
その他に心がけたこと4つ

対局時の環境を整える
普段、どのような環境で対局していますか?
ネット将棋でも、目の前に相手がいるつもりで礼儀正しくする。
対局に向かう姿勢を正すことも大切です。
また、集中できる環境ですか?
- 周りに人がいないか?
- 子ども、宅配業者に急に邪魔されることはないか?
- 電話がかかってくる予定がないか?
これらを確認し、意識が盤面から離れないような環境を整えましょう。
読み筋のもれや、判断ミスを防ぐことにもつながります。
対局時の環境を整えることで、負けたときに人や環境のせいせず、自分の実力不足と受け止めることができ、上達につながります。
将棋の本を読む
「寄せの手筋200」は名著として知られています。
まず、これを繰り返し解くことをおすすめします。


僕自身、3周解きました。今4周目をやっている際中です。
また、詰め将棋もとても効果的です。
3手詰、5手詰を時間を意識しながら解くこともしています。

対局前に詰将棋をして、先を読める頭にしておくのも良いかと思います。
負け越し覚悟で新しい戦法を試す
今まで僕は、居飛車相手には矢倉、振り飛車相手にはミレニアムという戦法で固定していました。
2つの戦法のみで戦っていましたが、角交換や中飛車に対しては頭を悩ましていました。
- 角交換はなるべく避け、された場合にはとりあえず棒銀
- 中飛車相手でも何とかしてミレニアムに持ち込む
といった強引なやり方をしていました。
角交換はやめてくれーといつも叫んでいまいした
この戦法やられたら嫌だなというのがあれば、対策を知っておくことが重要になります。
序盤の囲いによって優劣が決まることもありますからね。
相手の戦法を見極めて、自分の戦法を選ぶことができるのも強さのポイントだと感じています。
「角換わり右玉」や「こいなぎ流右玉」という戦法を増やし、
- 角交換されたときは角換わり右玉にする
- 中飛車相手にはこいなぎ流右玉にする
という具合に、自分の戦法の幅を広げました。
一方で、角交換振り飛車や筋違い角、アヒル囲いといった戦法についてはまだ十分な対策ができていません。
これらについては、今後さらに勉強していきたいと思っています。
新しい戦法を試すときは、基本的に負けが増えます。
ですが、それを承知のうえで挑戦することに価値があります。
いつもと同じ戦法で漠然と指すくらいなら、思い切って新しい戦法を試してみるほうが、成長のきっかけになるでしょう。
お気に入りの将棋YouTuberを見つける
僕には将棋仲間や師匠のような人はいません。
また、リアルで人と対局した経験もほとんどありません。
YouTubeで簡単に強い方の思考や戦法を見れるのはとても貴重です。
自分のお気に入りの将棋YouTuberはショーダンさんです。
ショーダンさんの動画を見て、「角換わり右玉」と「こいなぎ流右玉」という戦法を取り入れました。
これからも動画を見て、ショーダンさんの将棋を参考にしていきたいと思います。
皆さんも、自分に合ったお気に入りのYouTuberを見つけてみてはいかがでしょうか?
新しい発見や上達のヒントを学べる素晴らしい方法だと思います。
最後に、永瀬拓也棋士の言葉
僕が2段になって感じたことを記事にしてみました。
将棋には「対局したくなる魔力」があると感じています。
- 詰将棋、感想戦が大事なのはわかっているのにやらない
- この魔力に勝てずに永遠と対局してしまう
このように今でも、ただ対局をしてしまうことがよくあります。
自分が対局中毒から抜け出したくて、この記事を書いたのかもしれません。
まだまだ未熟者ですが、誰か1人でも上達のキッカケになれば嬉しいです。
3段になったときの記事がまた書けるように、これからも勉強を続けたいと思います。
最後にトップ棋士である永瀬拓也棋士の言葉を紹介します。
「対局は3日に1局が理想です」
将棋記者が迫る棋士の勝負哲学から引用
この言葉が、対局中毒から抜け出すきっかけになれば幸いです。
