専業主夫のシュフナルです。
この記事では
- 自宅で業務用電子レンジレンジを使いたい~!
- 購入する前の注意点は?
- 実際使ってみてどうなの?
という人のために実際に1年使ってみたシュフナルが
- 業務用電子レンジ購入前に必要なこと
- 実際使ってみた感想
を紹介します。
最高すぎる神家電シャープ「RE-7600P」
家庭用と業務用であたため時間を比較してみました。
品名 | 家庭用電子レンジ (500W) | 業務用電子レンジ (1900W) |
---|---|---|
カトキチ冷凍うどん | 3分30秒 | 1分 |
コーヒーあたため | 1分30秒 | 30秒 |
松屋牛めしの具 | 3分20秒 | 50秒 |
えびドリア | 5分 | 1分30秒 |
日清台湾まぜそば | 5分 | 1分30秒 |
セブン担々麺 | 6分30秒 | 1分50秒 |
サトウのごはん | 2分 | 40秒 |
パンのあたため | 30秒 | 10秒 |
一番の魅力が時短。
レンジ出力が500Wから1900Wにパワーアップした分、時間が短くなります。
冷凍うどんを続けてもう一袋あたためても2分で済みます。
ちょっと温めたいな20秒も5秒!まだ冷たいな20秒も5秒!になります。
それでいて、使い方もシンプル。
よく使う設定を登録できるから、基本はボタンを1回押すだけ。
- 電子レンジなんて時間を決めてスタートするだけでいい
- あたため時間は短いほど良い
- いろいろなモードやオーブン機能は求めていない
と思っている自分には最高の神家電になりました。
業務用電子レンジの選び方、注意点5つ
注意点5つは、使用電圧、周波数、レンジ出力、サイズとデザイン、電子レンジ調理器具です。
1つずつ説明します。
使用電圧が100Vと200Vの2種類
100Vがよく使用される一般的な使用電圧です。
通常のコンセントで使うことができます。
100Vの業務用電子レンジもありますが、100Vであれば家庭用の中から選べばいいです。
業務用電子レンジを選ぶのであれば、200V一択
時短という魅力を引き出すためには、業務用のハイパワーがいいですからね。
200Vの場合は電気工事をする必要があります。
我が家も電気工事を依頼して、写真のように変わりました。
新築を検討中の方は、あらかじめ計画に入れておくと良いですよ。
僕は計画になかった為、後悔しています。
RE-7600Pの電源プラグがこの写真です。
このプラグの形状に合ったコンセントに変えないと使えないよということです。
周波数を確認。東日本で使うなら50Hz、西日本で使うなら60Hz
東日本(50Hz)と西日本(60Hz)で周波数が異なるため、住むエリアに合った機種を選ぶ必要があります。
ヘルツフリーや50-60Hz共用となっている機種がおすすめです。
引っ越しなどで使用場所が変わっても影響なく使うことができます。
買ったけど使えないという不具合が起こらないように周波数の確認はしておきましょう。
レンジ出力の確認。最大と使用可能な出力をチェック
機種によって使える出力が異なります。
自分が使用したい出力が設定できるか確認しておきましょう。
一番高い出力はもちろん、他にどの出力が使用できるかも把握しておくと良いです。
後で気づきましたが、RE-7600Pには600Wと700Wがなくてビックリしました。
基本1900Wしか使ってないけどね。
また、肉の解凍やさつまいも調理など、低い出力を使いたい方は100W200Wあたりもチェックしておきましょう。
サイズとデザインの確認。設置場所に置けるかどうか
業務用電子レンジの導入まで、サイズが最大の難関かもしれません。
特に奥行に注意が必要です。
RE-7600Pは奥行480mmもあります。
我が家の食器棚は590mmですが、余裕がなくギリ載っているという感じです。
デザインも業務用はステンレスが多いです。
妻の計画では食器棚に置く家電は白で統一する予定だったみたいです。
了承してもらいましたが、キッチンのおしゃれ感がなくなり威圧感もすごいです。
業務用電子レンジは大きいモノが多いので、設置可能がどうかサイズを確認しておきましょう。
電子レンジ調理器具が使えないものもある
自分が試してみた器具はゆで卵とパスタです。
※説明書に「700W以上ではご使用になれません」などと書かれているので、試してみたい方は自己責任でお願いします。
結果、1900Wで使用しても時短にはなりませんでした。
水を入れて沸騰させたり、蒸気で調理するものは無理なんだと思います。
沸騰した水が飛び出てビチョビチョにもなります。
水が沸騰するまでは1900W、そこから500Wで使うとちょい時短くらいにはなるよ
1900Wで使用できない調理器具は500Wで使用することになります。
僕がRE-7600Pを購入した理由3つ
1つ目の理由は、このYouTubeを見たからです。
吉田さんの動画を見ていると、工業大学のオタク達を思い出します。
こういうマニアックな雰囲気が好き。
とても参考になるので、よかったらご覧ください。
2つ目の理由は、一番ハイパワーだったことです。
動画の中でも紹介されていますが、1900Wは最強でした。(202312時点)
速さや時短を重視したいから、電源が200Vであることは必須。
200Vの業務用電子レンジの中では価格も安めだったと思います。
とはいえ11万もしました。
3つ目の理由は、食器棚の幅が59センチだったからです。
家を建てたときの計画にはこの電子レンジの存在はありませんでした。
なのに、この幅があるって奇跡。買えということだと思いました。
業務用電子レンジのメリット・デメリット
メリット・デメリットをチャットGPTに教えてもらいました。
業務用電子レンジを使用するメリットには以下のような点があります:
- 高速加熱: 業務用電子レンジは高出力で設計されているため、食品を迅速に加熱することができます。これは特に、多くの食品を短時間で準備する必要があるレストランやカフェなどの業務用途に適しています。
- 耐久性と信頼性: 業務用電子レンジは、長時間の使用に耐えるように作られています。頑丈な構造と高品質の材料により、家庭用電子レンジよりも長持ちし、頻繁な使用による故障が少なくなります。
- 容量: 業務用電子レンジは一般に、大きな内部容量を持っているため、一度に多くの食品を加熱することができます。これは、大量の食事を準備する必要がある場合に特に便利です。
- 均一な加熱: 高度な技術と設計により、業務用電子レンジは食品をより均一に加熱することができます。これにより、食品の品質が向上し、顧客満足度が高まります。
- 機能性とカスタマイズ: 業務用電子レンジには、さまざまな加熱モードやプログラムが備わっていることが多く、特定の食品や料理法に合わせて設定をカスタマイズできます。これにより、より専門的な料理要件に対応することが可能になります。
- 衛生的: 業務用電子レンジは、清掃が容易で衛生的な設計がなされていることが多いです。これにより、食品安全基準を維持しやすくなります。
これらのメリットにより、業務用電子レンジはレストラン、カフェ、給食施設など、高速で効率的な食品加熱が求められる環境に特に適しています。高い初期投資や設置に関連する課題があるものの、その性能と耐久性は、プロのキッチン環境でのニーズを満たすために設計されています。
業務用電子レンジを家庭で使用する際のデメリットは以下の通りです:
- 価格: 業務用電子レンジは家庭用に比べて価格が高いため、初期投資が大きくなります。
- サイズと設置場所: 業務用電子レンジは大きく、家庭のキッチンに設置するには多くのスペースを必要とします。これにより、限られたキッチンスペースを効率的に使用することが難しくなる場合があります。
- 電気工事の必要性: 高出力の業務用電子レンジは、特定の電気設備を必要とすることがあり、これには追加の電気工事が必要になる場合があります。
- デザイン: 業務用電子レンジは一般的に家庭用の家電とは異なるデザインであり、特に色や形状が家庭の他の家電と合わない場合があります。例えば、白で統一されたキッチンにシルバーの業務用電子レンジが威圧感を与えることがあります。
- 操作の難しさ: 業務用電子レンジは高出力であるため、慣れるまでの間、食品を温めすぎてしまうリスクがあります。また、特定の出力設定(例:600Wや700W)がないため、家庭用のレシピに対応しにくいことがあります。
- 電子レンジ調理器具の互換性: 一部の家庭用電子レンジ調理器具は1900Wの高出力に対応していないため、業務用電子レンジで使用する際に問題が生じる可能性があります。
- オーブン機能の欠如: この業務用電子レンジにはオーブン機能がないため、オーブン料理を作る場合は別途オーブンを用意する必要があります。
これらのデメリットを考慮すると、業務用電子レンジは家庭用途には必ずしも適していないことがわかります。特にスペース、デザイン、操作性、および追加機能の観点から、家庭用電子レンジの方が適切な選択肢である場合が多いです。
チャットGPTすごいですね。笑
僕が簡単に言うと、メリットはとにかく速いこと。
今までの3分の1の時間で済みます。
デメリットは速すぎて慣れるまでに時間がかかることです。
食材の爆発、コーヒーや汁物のこぼれが慣れるまではよくあります。
妻によく汚されます。
電気代は気にしなくていい!?
電気代にどう影響してくるかは購入前には確認しておきたいところですよね。
イメージは高くなりそうですが。。
ザックリ比較してみました。
冷凍うどんの電気代
時間 | 定格高周波出力 | 定格消費電力 | 単価 | 電気代 | |
旧電子レンジ | 3.5分 | 500W | 1000W | 29円 | 1.69円 |
RE-7600P | 1分 | 1900W | 2950W | 29円 | 1.43円 |
ホットコーヒーの電気代
時間 | 定格高周波出力 | 定格消費電力 | 単価 | 電気代 | |
旧電子レンジ | 1分50秒 | 500W | 1000W | 29円 | 0.89円 |
RE-7600P | 30秒 | 1900W | 2950W | 29円 | 0.71円 |
結果、業務用電子レンジの方が安くなりました。
でもまあ同じくらいの料金でした。
消費電力は高いけど、時間が短くなるからですね。
ということで、自分の中では電気代は気にしなくていいと判断しました。
RE-7600Pの製品仕様、スペック
電源 | 単相200V 50-60Hz共用 |
定格消費電力 | 2,950W |
定格高周波出力 | 1,900W |
発振周波数 | 2,450MHz |
外形寸法*1 | 幅420mm×奥行480mm×高さ337mm |
庫内有効寸法 | 幅330mm×奥行330mm×高さ175mm |
電源コードの長さ | 約1.7m |
質量 | 約20kg |
出力番号 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9 | 8 | 7 |
レンジ出力 | 1900W | 1800W | 1700W | 1600w | 1500W | 1400W | 1300W | 1200W |
出力番号 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 0 |
レンジ出力 | 1100W | 1000W | 750W | 500W | 250W | 150W | 0W |
業務用電子レンジは自宅に導入できちゃえば最高
この電子レンジは導入できちゃえば、最高です。
導入までがたいへん。置き場所、電気工事、本体価格など、設置までの難易度が高いとは思います。
できれば新築時に検討しておきたいので、これから建てようとしている方にはすごいおすすめできます。
計画中の方は、200Vコンセントと置けるスペースの用意を!
設置できてしまえば、パワーのすごさに興奮すること間違いなしです。
僕はもうこの電子レンジなしでの生活は考えられません。
この速さが当たり前になってきます。
業務用電子レンジをぜひ検討して下さいね。
最後に、僕が使用している加熱時間の表の写真です。参考にどうぞ。